咬合のメカニズム1

歯の根っこにある
クッション組織が、
脳に刺激を伝えます。

口の中って、すごいですよね。1000分の1ミリ単位の紙の破片を噛んだだけでもパッと判ってしまいます。口の中にあるセンサーのおかげです。なかでも感度が高いと言われているのが歯根膜(しこんまく)と呼ばれる組織。歯根膜は、歯の根っこのまわりにあって、歯を支えるクッションの役割をしながら、同時に噛んだことで生じた刺激を脳へと伝えているのです。インプラントや義歯の場合でも歯根膜がセンサーとして働くので、脳を活性化するために口から食べること、噛んで食べることを心がけましょう。